BLESSさん廃業
9/29日、暗いニュースが飛び込んできました。
「BLESSさん廃業」です。
ツクモさんのときほどのショックはないですが、BLESSさんは安売り競争には積極的に
参加していない印象だったので驚きました。
「同業他社が潰れて減るとうれしいんじゃない?」
正直安売りを仕掛けているお店はとっとと潰れて欲しいと思いますが、BLESSさんは
過度の安売りをされていたわけではないし、BTOパソコン中心の当店とは立ち位置が違うので、
うれしいというより業界の先行きに不安を感じる方が強いです。
同業の方とも話題になったのですが、「秋葉原でもかよ」という感想でした。
というのも、マーケットは東京が圧倒的に大きいんですよね。
やはり人の数が違うのか、当店のお客様も15~20%近くが東京の方です。
「その秋葉原でもやっていけないのか」という感想ですね。
何が原因なのかというと、やはり過度の安売り競争がそうなのかなと思います。
パーツだと5000円のHDD1個売って50円ぐらいの粗利なんてザラで、
ネット最安値だと卸値より安いのが基本になっています。
5000円で50円の利益だと利益率は1%、それ以下どころかマイナスも有り。
マイナス値付けのところは当店には出来ない大量仕入れやスポット特価品を仕入れることで
まかなっていると思うのですが、それでもそれほど下げ幅があるわけではないと思うので、
結局粗利率は1~2%、高くても5%ぐらいではないかと思っています。
ファンやコード類といったサプライ品の方が利益率は高いんですよね。
通常物販の粗利率は20~30%で、ほとんど手間の掛からない自動販売機のジュースですら
20~30%の粗利があります。自販機は手間が掛からないので、純利が高くなるのはわかるのですが、純利ではなく粗利で20~30%なんですよね。
パソコン業界の異常な利益率がわかると思います。
とてもじゃないけど店舗が運営できる数字ではありません。
その点BTOはね、まだマシなんですよ。手間賃が掛かるので、パーツ販売よりは
利益がとれます。それでも当店の場合粗利で10~15%ぐらいなんで、人を雇えるほど
高くはないですけど。
なので、安売りを仕掛けているお店が淘汰されて価格が是正されることは望んでますが、この
異常な価格競争の煽りでまともに営業しようとしているお店が消えてしまうのは寂しいです。
当店も価格競争の波に飲み込まれないよう、過度の価格競争には参加せず、サービスや
専門性で安売り店との差別化を計り、価格差を埋めていきたいと思います。
BTO高知 笹岡大樹
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